■基本理念
①「夕暮れ時に光がある」(ゼカリヤ14:7)
人生の終わりが最も豊かな光あふれる時となるように入居者に仕える。
たった一度の人生。その人生の夕暮れ時に寂しく生きるのか、神と人とに感謝しながら過ごすのか、それは大切なことです。
「夕暮れ時に、光がある」と聖書が語っているように、人生の夕暮れ時に平安と喜びをもってお過ごしになれるように、川口キングス・ガーデンは全力を尽くします。
②神に仕えるように、喜びと感謝を持って入居者に仕える。
「これら最も小さいわたしの兄弟のひとりにしたのは、わたしにしたのである」(マタイ25:40)
「最も小さい私の兄弟のひとり」は、社会で顧みられない人、貧しい人、幼児、支援の必要な高齢者たちのことです。そのような人々に仕えることは、神に仕えることであると言われたのです。
歳を重ね、体力は弱り、社会の中で十分な介護を受けられなくなった人生の先輩に喜びと希望を持って生きて頂くために、川口キングス・ガーデンはお仕えします。
③「砂漠を主の園のようにする」(イザヤ51:3)
愛を持って入居者に仕え、主の園(楽園)のようにする。
日本は大変豊かになりましたが、少子高齢化と核家族化は急速に進み、老いて子や孫に囲まれて楽しく過ごすことは困難な時代となりました。
川口キングス・ガーデンは砂漠のような社会で不安のうちに生きておられる高齢者をお迎えし、潤いのあるオアシスでの暮らしを実現すべく、職員一同全力を尽くします。
以上、3つの基本理念をもとに主イエス・キリストに仕えるように入居者にお仕えしております。
■基本方針
■人生のクライマックスを迎えた高齢者を支える
人生における高齢期には加齢や疾病などによる、生活上の問題が生じます。しかし、それは私たちの尊厳や存在に何ら影響を与えるものではありません。
むしろ問題と向き合いながら、家族・友人の支えや社会的な支援を受け、自らの人生(自分であり続ける生き方)を生きるための方法を探し、選択しながら生きていきます。
川口キングス・ガーデンでは、そのような高齢者の方々を「自らの人生を、ご自身で尊厳ある生涯とすることのできる方」として理解し、一人ひとりの意志や思いを尊重したサービスを提供し、「心のケア」に取り組んでおります。
■暮らしに寄り添ったサービスを
当施設は入居者の方々だけのものではございません。私たちが専門的な知識と技術の向上に努め、心のこもった介護サービスをご提供し、さらに地域の皆様と深いかかわりをもちながら福祉施設として成長することで、皆が安心して生活できる街のシンボルになると考えます。
私たちは、川口キングス・ガーデンが地域の方々のものであることを常に心に留め、地域のご要望に応え、皆様と共に歩むことを基本姿勢として、温かくきめ細かいサービスをご提供しております。
■安心して住み続けるために(ユニットケア)
私たちは、入居者の状況や状態の変化が生じても、その方(ご家族)のご希望に即したサービスをご提供することが、高齢期の生活で重要な「安心」につながると考えます。
川口キングス・ガーデンでは、個室ユニット型の特徴(一人ひとりの違った人生観、個性を尊び、自分自身であり続ける暮らし)を活かし、その方の思いや願いを見つめ、暮らしに寄り添い、生活を支えるサービスを総合的に提供いたします。